娘を発達障害にしたのは私?②
音ってしんどい
生まれてから現在まで、ほとんどの人は、他人の状態(普段どうゆう状態か。音の聞こえ方、見え方、感じ方、その他もろもろ)
はっきり体感出来ることはないと思います。
近しい人間でも同じで、本人から話を聞いても想像はできても体感はできませんよね。
そのうち慣れるよ~
慣れさせなきゃ
私の実の親や、周囲の人に何度か言われた言葉ですが、当人にはそう簡単じゃない事もあります。
「甘やかしているからだ」
母によく言われましたね。
「慣れさせないと」
主人を含め、知人にも言われました。
他人には当人の苦しさはわからないのが当たり前だが、悔しく悲しかったですね。
前回に書いたように、日常生活で、娘の辛さと向き合っているときなどに、そのような言葉を受けると「簡単に言いやがって~~!!!(# ゚Д゚)」
よく思いました。
高校生の現在、たまに幼少期の話をします。
当時、どう思ってどう感じていたのかなど、私の知らなかった本人の気持ちや行動なども聞けて、娘の様々な想いや行動に、頑張っていたんだな~って拍手したい気持ちです。
2歳で保育所に入った聴覚過敏も持つ娘は、周囲の騒がしさに耳をよく塞いでいると、担任の先生が教えてくれました。
やんちゃ盛りのちびっこがわんさか居るんですから、それはそれは煩かったと思います。
その時の話を聞くと、「その時は何も知らないから、うるさいけどそれが普通だったと、なので私を含めて周囲に煩いから嫌だと訴えたり、助けを求めたりは全く考えることもなかった」と。
よく黒板のひっかく音なんかは嫌な人も多いのではないでしょうか。
想像しただけでも、ぎゃ~~~っとなる私。
娘は、ただ大きい音が苦手なだけではなく、苦手な音シリーズが沢山あります。
耳をつんざくような音、気持ち悪く耐えれない音など、音にビクビクして生活するのは、聞こえたときの不快感もですが、常に聞こえるかも!とのストレスにさらされ続けます。
そうゆう細かいことに意識が行くので、音に対してだけでも、外出中はもちろん、家の中でも落ち着くことができずにいつも疲れた状態です。
娘のために対策も沢山しました。
以前載せたデジタルイヤホン
これは、外出先でもかなり有効でしたね。
大きなイヤーマフの使用を、周囲に見られるのを気にする娘のために見つけました。
さらに。
これは、コードレスタイプで便利でした。
ただ、娘いわく、コード付きの方が、効果は大きいみたいです。
コードが何かに引っかかるなどの不便さはありましたが、使用感は上だそうです。
そしてこれ!
これはですね、娘いわく耳が覆われているのは安心できるのだそうです。
娘が嫌いな音で、人の食事時のクチャラーです。
主人がものすごいクチャラーなんですよ。
おまえはヤギか!!という感じで、上あごと下あごを、こう斜めにこすり合わせる??感じも交えてくちゃくちゃぺちゃぺちゃと。
自分の騒音は気づきにくいとは言いますが、口閉じて~~と懇願しても秒で元通りの夫です。
主人は片耳が音響外傷?昔ドラムをやっていたのでロック難聴だそうで。
聴力検査にも引っかかっている。
だからか、声がでかい。
そのうえ、娘が嫌がってるにも関わらず、趣味のモデルガンの試し打ち?を部屋の中でやるんですよ。
やめてと訴えても、ちょっとなら良いかな~~って思って(笑)・・・と。
娘の辛さを理解できないんでしょうね。
音の大きさもですが、びっくりするのが怖い娘は、何度言っても止めてくれない主人の事は大嫌いになりました(笑)
またいつか書きますが、夫はADHDだと思います。
夫との関係性に苦しんだ私ですが、娘の発達障害などを調べるうちに、夫は発達障害だろうと私なりに診断しました(笑)
で、デジタルイヤホンというものがあるのを知らなかったとき、娘は幼いながらに独自の防御法を取っていました。
冬に使うイヤーマフです。
暑い夏にも耳当てをしていた娘。
その姿がかわいく、私はお気に入りの姿でした。
理由を聞くと、耳がふさがってると落ち着くし、眼鏡のフレームを支えるにもちょうどいいのだそう(笑)
その経緯があったので、家ではがっちりタイプのデジタルイヤーマフも購入
イヤホン型とがっちり型とダブルですることも!
私は、音がしんどいという意識もなく過ごしていましたが、一昨年くらいからよく解るようになりました。
ストレスが限界を迎えていた頃、他人が出す音に気が狂いそうになる思いでした。
勤務先でのタイピングの音、咳払い、ドアの開け閉め、我慢して過ごしていたが、徐々に息苦しさを感じだして、座ってるのが辛くなるようになり手足ががくがく震えました。
そんな時に娘の気持ちがわかりました。
私以上のものを生まれてからずっとですもんね。
で、私はデジタルではないですが耳栓を購入。
いやあ~静寂とまでは言いませんが、かなりの音を防御できるので、現在でも使っています。
耳栓ですから、多少の圧迫感は感じるかもですが、音が苦手な方には耳栓はおすすめです。
耳繋がりでこうゆうものも悩みなんだそうです。
最近、娘自身で調べたのですが、自分はこれかも!と。
また書きますが、娘は音は聞こえているのに、人の声が聴きとりにくいんです。
で、悩みの種を調べまくった結果。
聴覚情報処理障害(Auditory Processing Disorder=APDと略されることが多い)
これ。
有力かも!!!と。
また書きます!!