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私が棺桶に入るまで

棺桶に入る時何を思いたいか。自分なりに頑張ったと思えると良いな~

不登校の子供の親にこそカウンセリング

お口にチャック

ああ~~~やっちまった!!

不登校歴も6年目に突入。

自閉症スペクトラム障害の娘の歴史をかる~く振り返ると、

 

2歳から公立の保育所

小学校は国語と算数のみ支援級で過ごし、他の時間は普通級

6年生の5月頃にはクラスに入れなくなり、通学時間をずらしながら支援級に行ったり行かなかったり。

中学は地域の公立中学に入学したがまともな支援もなく、倉庫のような狭い部屋を居場所にされたため行き辛さで考えた末支援学校に転校。

最初の頃は、自分を下に見られることもない、ある意味自由でのんびりとした空間、久しぶりのクラスメイトとの会話などに嬉しさもあり登校していた。

しかし人との関わりに過敏になっていた娘には、暴れる子や叫ぶ子、授業中に黙々と呪いの呪文のようなものをノートに書きまくる子など、その空間が辛くなり、また登校できなくなる。

高校進学を考えたとき、支援高校では高校卒業資格が取れない為、娘は悩んだ。

障害を受容できない苦しさもあり支援学校持ち上がりを嫌がった。

では、高校受験か??

しかしながら中学を支援学校で卒業してしまうと、一般での高校入試が受けれない。

なんでやねん!!

調べに調べまくったが、公立高校に、

●知的障がい生徒自立支援コース

●共生推進教室

などという枠もあるが、また小学校や中学の時のように、自分を見る周囲の目を気にしてしまう恐怖もあって選べなかった。

残された道は、進学しないか通信制高校他もろもろ。

 

将来履歴書に特別支援学校と書きたくない。

誰にも知られたくない。普通になりたい。

高校卒業資格が欲しい!

 

誰にも自分の障害がばれない通信制高校!!と、とある通信制高校を選んだ。

通信制高校には色々あるが、選んだところは近くにキャンパスがあり、週一くらい登校し、年3回のスクーリングと試験を受ければいい。

ここは良いかも~~!と入学。

 

嘘でしょ~~~!

 

偶然とは重なるもので。

小6のクラスメイトがいた。

自分を知る人が居ない事を望んだのに・・・

しかし問題はそこよりももっと別にあった。

 

キャンパスを運営している人間が困った人だった。

娘が入学した通信制高校は、各地にキャンパスというものがあり、いわゆる学校との仲介役?塾のようなもの??

他府県にある本校に入学だが、実際通うのはキャンパスである。

偶然にも自宅の市にキャンパスがあり、通学に便利さもありそこを選んだ。

本校の基本の条件と、各キャンパス独自の決め事をクリアして単位が取れる。

そんな感じだ。

 

通信制高校に入学する子は、学力の問題もあるだろうが、不登校になってしまった子、発達障害で公立に行けない子、成人してから卒業資格を取るために入学する人など様々な理由がある人が多い。

学校のPRには、勉強が苦手でも大丈夫!不登校の子にも安心!

そのような感じだったので、いい方向に向かえば良いな~と思っていた。

が、一難去ってまた一難。

 

 

困った運営者の為に単位が取れない、卒業に支障が出るなどで、揉める事も沢山あったらしい。

別の通信制高校に転学する人が多いと後で知った。

娘にはここのキャンパスは合わなかった。

 

 

娘は一年は我慢して、二年の今年から別の通信制高校に転学した。

娘には合っていて勉強を必死でやっている。良い感じ~~♪♪

ここまでが、現在の娘のかる~~い歴史。

不安障害になってる娘には、今は自分のペースで生活できゆっくり前に進む♪

良い感じじゃないですか~~?♪

 

 

しかし!

 

 

朝からずっと一人。

聞えるのは家の外の雑音や、自分で再生しているyoutubeなどの声や音楽。

良くない考えや妄想がぐるぐる頭をよぎるらしいのです。

 

強迫観念や、不安、恐怖、妄想、様々なマイナス思考が巡り辛いんですよ。

 

もう一つは家に居るという罪悪感

これ、大きいんです。

 

昨日、たまたま観ていたプラダを着た悪魔

鬼のような上司がいる職場

それを観ていた娘に恐怖がよぎったみたいで💦

 

娘はいわゆる抽象的な言い方がわかりにくいところがある。

人との会話も聞き取りにくく、人との会話も理解しにくい

周囲の音が大きく聞こえる。

雑音、音が苦手など。

聴覚過敏だ。

最近知った、APD「聴覚情報処理障害」

聴力検査では問題ないのだが聞いた言葉の内容が理解しづらい。

 

これでは?

と、娘が自分の困りごとの一つを調べまくってここに行きついた。

聞こえてるのに内容が頭に入らず、返事をしなきゃとどんどん焦り、どんどん解らなくなる。

昔、担任から「なんでわからないの?」クラスメイトから「遅い!早くしろ!」

などなど言われ、トラウマとなり今に至る。

 

映画で、鬼上司を演じるメリル・ストリープさん。

早口でまくしたて高圧的な態度。

メリル・ストリープ!さすがの演技!

 

不安な表情の娘は、会社ってこんな感じ?と聞いてきた。

 

人とのコミュニケーションが減ってくると、人と関わらないから安心ではなく、余計に人が怖くなる。

問題の解決をしようと色々調べては、ますます余計な不安を募らす。

人と関わらないから、気がそれる事柄が減るので、悪いことばかり考えてしまう。

そして余計に人と会いにくくなる。

娘はこんな感じだ。

もっと細かく言えばきりがないが、もがけばもがくほど不安が増えるのだ。

 

毎日家に居てると、罪悪感も凄いし、自分なりに他者と関わってた普通に戻るためにどこか通いたい

 

と。

 

話を聞いた私は、以前数回行ったことのある、不登校の子供や、発達障害のある子など、学校に通いにくい子たちが通える放課後等デイサービスのような場所にもう一度行く?もしそれが嫌なら、他のところお母さんが調べておくわ♪と、何気なく言った。

そして調べようと、私がパソコンを開けると娘が一言。

 

「それ、お母さんが調べないで自分で調べていい?そうゆうの焦るねん」

 

と。

 

あ・・・・

私の悪い癖よな~

良かれと思って頼まれてもいないのに探したり。

話を聞いてるつもりか、いつの間にか勝手なアドバイス

 

これって結局自分自身が不安だからなんですよ。

こちらが頑張ろうとすればするほど、娘は申し訳なく思い罪悪感を募らす。

 

娘を見守ってるつもりが追い込んでしまう時があるんだろう。

 

 

 

学校や相談所、病院などで言われた言葉。

 

お母さん、頑張って支えてあげてくださいね。

 

もちろん!!

 

でも本音は疲れてます。

苦しい胸の内は誰にも話せないんです。

夫とは考えが違うので理解しあえない。

私の母には、不登校は私の甘やかしが原因だと言われ、発達障害に関しては治るもの、慣れの問題と思い込んでるので話にならない。

相談どころか会話自体したくない。

 

知り合いの子供たち、地域の学生さん。

季節の行事に参加らしき親御さんを通勤途中に見かけたり、職場の方の進学や普段の生活の雑談。聞いたり見たりするのがしんどい時期もあります。

 

学校生活、色々な行事に参加できず、辛いと泣いていた娘を側で見守るのも結構こたえます。

私しかいないからこそ、たまに疲れが押し寄せます。

 

そんな時に、受け止めてくれる場所は親にこそ必要なのだと思います。

親が安定してると子供も安定してくる。

何とかなるさ~と親が思っていると、子供もプレッシャーが減ると思います。

 

探してるけど見つからない。

それじゃあ自分で作りたい。  資金が・・・(笑)

 

 

 

ちなみに。

聴覚過敏で活躍したのがこの商品

 

 

 

 

私も試したことがあるが、周囲の雑音がスッと小さくなる感じ。

イヤーマフのように大きくないので、目立たない事も娘の気に入ったところです。

雑音がしんどい方は試してみるのも良いかもです(^^)